Sr同位体比(読み)ストロンチウムどういたいひ

最新 地学事典 「Sr同位体比」の解説

ストロンチウムどういたいひ
Sr同位体比

strontium isotope ratio

天然のSrは88Sr, 87Sr, 86Sr, 84Srの4個の同位体からなっているが,通常地球科学などの分野では87Sr/86Sr比の意味で単にストロンチウム同位体比と呼んでいる。87Rbの放射壊変でできた87Srが付け加わるので87Sr/86Srは一定ではなく,マントル物質では低く地殻物質では高い。地球生成時の87Sr/86Srは隕石の値から0.699, 大洋玄武岩で0.702~0.706, 大陸玄武岩で0.702~0.714, 現在の海水の値は0.7092である。Sr同位体比は地殻の進化や岩石の成因を議論する際の重要な指標である。

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