最新 地学事典 「STARMER計画」の解説
スターメールけいかく
STARMER計画
STARMER project
1987~92年に行われた縁辺海のリフト系に関する日仏共同研究計画。科学技術庁(STA)とフランス国立海洋開発研究所(IFREMER)から命名。北フィジー海盆の中央部拡大系およびバヌアツ背弧リフトにおいて,精密地形調査,物理探査,岩石・堆積物・海水・熱水採取,潜水船による海底観察などを行い,海底熱水活動・鉱床が発見された。日本の「かいよう」「よこすか」「しんかい6500」,フランスの「Nautile」「Cyana」などを用いて,合計7航海を実施。94〜2000年には後継のNEW STARMER計画がマヌス海盆やラウ~ハブルトラフ系にも海域を広げて行われ,南西太平洋の活動的縁辺海の比較研究を通じて,背弧海盆の形成過程のさまざまな段階や,海底熱水活動の多様性が明らかとなった。参考文献:J.-M.Auzende et al.(eds.)(1994) Marine Geology, Vol.116
執筆者:棚橋 学・浜田 盛久
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

