最新 地学事典 「マヌス海盆」の解説
マヌスかいぼん
マヌス海盆
Manus Basin
パプアニューギニア,ニューブリテン島北西に広がる海盆。太平洋プレートとオーストラリアプレートとの収束部に位置し,マヌスおよびニューブリテン沈み込み帯に囲まれた急速に拡大している背弧海盆。中心部にはマヌス拡大軸が存在する。最北東部のパックマヌス拡大軸では,水深1,600mでの珪長質火山活動に伴い350℃に達する熱水の噴出が認められる。熱水活動により金銀に富む銅─鉛─亜鉛硫化物チムニーが形成され,現在形成中の塊状硫化物鉱床の例とされる。
執筆者:渡辺 寧
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

