treugol'nik(英語表記)treugolnik

世界大百科事典(旧版)内のtreugol'nikの言及

【ソビエト連邦】より

…流動の直接の原因は,賃金水準への不満も多かったが,専門資格が生かされていないなど労働条件への不満も高まってきていた。経営,労働組合,党の三者体制(トレウゴリニクtreugol’nik)は1930年代から企業長単独責任制へと移り,現場の位階制は強まっていたが,旧ソ連邦末期でも例えば平均月221.9ルーブル(1987)の工業労働者賃金は,技術者・職員234.0ルーブル,労働者219.2ルーブルと格差表示されていた。なお労働者の半数強は婦人であったが,平等性の強い社会とはいえ,婦人にはこれらが負担であったことは,出生率の低下などに如実に反映していた。…

※「treugol'nik」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android