TVエコノミー症候群(読み)てれびえこのみーしょうこうぐん

知恵蔵mini 「TVエコノミー症候群」の解説

TVエコノミー症候群

長時間テレビを観る人に多く発症するとされる静脈血栓塞栓(そくせん)症(エコノミークラス症候群)のこと。特に、飛行機で狭い座席(エコノミークラス)に長時間座ることを原因とし発症する肺塞栓症のことをエコノミー症候群と言うが、飛行機以外でも、長時間座り続けることにより足の静脈中にできた血栓が歩行などをきっかけに発症することが知られている。大阪大学の研究チームは、1日に5時間以上テレビを観る人は肺塞栓症で死亡する確率が高いとの研究成果をまとめ、この結果は2016年7月27日付の米国の科学誌電子版に掲載された。

(2016-7-28)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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