デジタル大辞泉 「Wの悲劇」の意味・読み・例文・類語 ダブリューのひげき【Wの悲劇】 夏樹静子の長編推理小説。昭和57年(1982)刊行。タイトルは、アメリカのミステリー作家エラリー=クイーンの推理小説「Xの悲劇」「Yの悲劇」「Zの悲劇」へのオマージュ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
デジタル大辞泉プラス 「Wの悲劇」の解説 Wの悲劇 ①夏樹静子の長編ミステリー。1982年刊行。タイトルはアメリカの推理小説作家エラリー・クイーンがバーナビー・ロス名義で出版した、「Xの悲劇」(1932)にはじまる「悲劇」シリーズ4部作にちなむ。②1984年公開の日本映画。①を原作とする。監督・脚本:澤井信一郎、脚本:荒井晴彦、出演:薬師丸ひろ子、世良公則、三田村邦彦、三田佳子ほか。第39回毎日映画コンクール日本映画大賞、脚本賞受賞。第9回日本アカデミー賞最優秀監督賞、最優秀助演女優賞(三田佳子)受賞。第27回ブルーリボン賞主演女優賞(薬師丸ひろ子)ほか受賞。劇中劇の演出を、演出家の蜷川幸雄が担当。③①を原作とする日本のテレビドラマ。放映はテレビ朝日系列(2012年4月~6月)。全8回。脚本:寺田敏雄ほか。音楽:末廣健一郎、神坂亨輔。出演:武井咲、桐谷健太、松下由樹ほか。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報