Windowsケータイ(読み)うぃんどうずけーたい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「Windowsケータイ」の意味・わかりやすい解説

Windowsケータイ
うぃんどうずけーたい

マイクロソフト社がパソコン用のオペレーティングシステムOS)として開発したWindows(ウィンドウズ) OSを採用している通信携帯端末の総称。Windows CEを基盤とするWindows MobileをOSとして採用しているため、使い勝手がWindowsパソコンに近く、パソコンと同じようなアプリケーションやファイルを扱うことができる。利用できるアプリケーションとしては、「ワードWord」「エクセルExcel」「パワーポイントPowerPoint」「インターネット・エクスプローラInternet Explorer」「アドビリーダーAdobe Reader」などがある。また、ファイル形式の互換性も保たれているため、モバイル環境でパソコンに近い作業を行うことができる。従来PDA(Personal Digital Assistants)向けOSとして開発されたが、通信機能を付加したスマートフォンなどの登場で携帯端末として一般化した。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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