茅巻の矛（読み）ちまきのほこ

精選版日本国語大辞典「茅巻の矛」の意味・読み・例文・類語

① 柄を茅(ちがや)で巻いた矛。
1. [初出の実例]「天(あま)の鈿女(うすめ)の命、則ち、手に茅纏之矟(チマキのホコ)を持ちて天(あま)の石窟戸(いはやと)の前に立(たた)して」(出典：日本書紀（720）神代上（兼方本訓）)
② 植物「ひかげのかずら（日陰蔓）」の異名。

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