めごい(読み)メゴイ

精選版 日本国語大辞典 「めごい」の意味・読み・例文・類語

めご・い

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
  2. かわいい。いとしい。めんこい。主に東北地方で用いる。
    1. [初出の実例]「庄内にてめごいと云はいとしゐかはいゐといふ事也」(出典:浜荻(庄内)(1767))
  3. かわいそうである。ふびんである。
    1. [初出の実例]「よっぱらかんであふべいこともならなくなった。めごい事をしたことんし」(出典:滑稽本・続膝栗毛(1810‐22)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む