ラッセルクサリヘビ(その他表記)Vipera russellii; Russell's viper

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラッセルクサリヘビ」の意味・わかりやすい解説

ラッセルクサリヘビ
Vipera russellii; Russell's viper

トカゲクサリヘビ科。体長 1.7mに達する大型のクサリヘビ。体は淡褐色で,暗褐色斑紋が3列に並ぶ。台湾から東南アジアを経てインドスリランカまで広く分布し,夜行性であるが,比較的開けた場所に多い。卵胎生で,一腹に 20~60匹の子ヘビを産むが,飼育下では卵のまま産み落とされることもある。おもに小哺乳類,小鳥,トカゲなどを食べ,興奮すると体をふくらませて大きい噴気音を立てる。毒性が強く攻撃性も大きいので,咬傷による被害の多い危険な毒ヘビである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のラッセルクサリヘビの言及

【クサリヘビ】より

…毒性が強く,主成分の出血毒に加えて多量の神経毒をも含むため,すべてが危険種。パキスタンからインド,東南アジア,中国南部,台湾に広く分布するラッセルクサリヘビVipera russellii(英名Russell’s viper∥daboia)は全長1~1.5mくらいでもっとも危険な種とされ,大型なものが生息する熱帯アジアでは,とくに被害が大きい。胴は太くて短く,体背面には鎖状の斑紋が並ぶ。…

※「ラッセルクサリヘビ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む