一昨昨年(読み)サオトトシ

デジタル大辞泉 「一昨昨年」の意味・読み・例文・類語

さ‐おととし〔‐をととし〕【一年】

一昨年の前の年。さきおととし。
「―の二月きさらぎの十日ごろ」〈竹取

さき‐おととし〔‐をととし〕【一年】

おととしの前の年。いっさくさくねん。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一昨昨年」の意味・読み・例文・類語

さ‐おととし‥をととし【一昨昨年】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「さ」は「さき」の略 ) =さきおととし(一昨昨年)
    1. [初出の実例]「さをととしの二月十日頃に、難波より船に乗りて」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))

いっさく‐さくねん【一昨昨年】

  1. 〘 名詞 〙 一昨年の前年。三年前。さきおととし。
    1. [初出の実例]「一昨昨年以来」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉九)

さき‐おととし‥をととし【一昨昨年】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「さきおとどし」とも ) おととしの前の年。三年前の年。いっさくさくねん。さおととし。〔和英語林集成初版)(1867)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む