一昨年(読み)オトトシ

デジタル大辞泉 「一昨年」の意味・読み・例文・類語

おと‐とし〔をと‐〕【一年】

《「おちとし(遠年)」の音変化という。「おとどし」とも》昨年の前の年。いっさくねん。
[類語]一昨年

いっさく‐ねん【一昨年】

昨年の前年。おととし。
[類語]おととし

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「一昨年」の意味・読み・例文・類語

おと‐としをと‥【一昨年】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おとどし」とも ) 昨年の前の年。いっさくねん。
    1. [初出の実例]「前年(をととし)先つ年より今年まで恋ふれど何(な)そも妹に逢ひ難き」(出典万葉集(8C後)四・七八三)

いっさく‐ねん【一昨年】

  1. 〘 名詞 〙 昨年の前年。二年前。おととし。
    1. [初出の実例]「一昨年(イッサクネン)大病以来西洋家に治療を受てから」(出典:安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉二)

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