万城目学(読み)マキメマナブ

デジタル大辞泉 「万城目学」の意味・読み・例文・類語

まきめ‐まなぶ【万城目学】

[1976~ ]小説家大阪の生まれ。「鴨川ホルモー」でボイルドエッグス新人賞を受賞して小説家デビュー。「鹿男しかおとこあをによし」「プリンセス・トヨトミ」など映像化された作品も多い。「八月の御所グラウンド」で第170回直木賞を受賞。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「万城目学」の解説

万城目学 まきめ-まなぶ

1976- 平成時代の小説家。
昭和51年2月27日生まれ。化学繊維会社勤務をへて,平成17年「鴨川ホルモー」でボイルドエッグズ新人賞を受賞し作家デビュー。同作品は19年の本屋大賞6位。21年咲くやこの花賞。奇想天外,ユーモアあふれるファンタジーが作風で,「鹿男あをによし」「プリンセス・トヨトミ」「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」「とっぴんぱらり風太郎」が直木賞候補となる。26年「悟浄出立」が山田風太郎賞候補,直木賞候補となる。大阪府出身。京大卒。

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