ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「伸縮計」の意味・わかりやすい解説 伸縮計しんしゅくけいextensometer 土地の局地的な伸縮をはかる機器。20~30m程度離れた 2点に支柱を立て,この間に温度変化の影響の少ない特殊合金製鋼線(ワイヤ)を張り,一端を固定し,他端に自己記録装置をつける。地表の伸縮に応じて支点間の距離が伸縮するのを適当な倍率に拡大して記録する。ワイヤ以外にもレーザー光線を用いたものや,地殻の長期的な伸張を測定するため,溶融石英など温度変化の影響の少ない材質製の棒を使用するものもある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by