先入主となる(読み)せんにゅうしゅとなる

精選版 日本国語大辞典 「先入主となる」の意味・読み・例文・類語

せんにゅう【先入】=主(しゅ・ぬし)[=師(し)]となる

先に覚えたことが固定観念となり、それがあとの思考を束縛する。先入観念が思考を拘束する。
※授業編(1783)四「其書をよめば其義を求むるも亦然り且つ先入(センニウ)(シュ)となると云ふ事」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android