前垂れ(読み)マエダレ

世界大百科事典(旧版)内の前垂れの言及

【エプロン】より

…19世紀になると,女子学生,ウェートレス,看護婦の制服となった。 日本では,奈良時代に,裳の下に着けた褶(ひらみ)に前垂れ形式が見られ,平安時代には,宮中で浴場奉仕をする女官が白い湯巻を着けたり,庶民の女性は膝丈の1枚の布を腰に巻きつけて働いた。江戸時代に〈前垂れせぬ者はなし〉(《飛鳥川》)といわれるほど普及し,茶屋女,下女,農婦,芝居小屋の札売女,仲居などは,木綿の赤前垂れにたすきがけで働いた。…

【前掛け】より

…女子は腰巻,男子は股引(ももひき)の上から着けることが多く,仕事着の一部であった。前掛けは,江戸時代中期以降の名称といわれ,それ以前は前垂れと呼ばれていた。《延喜式》には袜(まえだれ)の語があるが,これは現行の前掛けというよりも,むしろ裳系統からきた神事のためのものであろうといわれている。…

※「前垂れ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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