唯識宗(読み)ユイシキシュウ

精選版 日本国語大辞典 「唯識宗」の意味・読み・例文・類語

ゆいしき‐しゅう【唯識宗】

  1. 〘 名詞 〙 「ほっそうしゅう(法相宗)」の異称。
    1. [初出の実例]「法師生年廿五、被レ充二入唐留学一、学二唯識・法華両宗一」(出典:類聚国史‐一四七・撰書・延暦二二年(803)三月己未)

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世界大百科事典(旧版)内の唯識宗の言及

【法相宗】より

…中インドのナーランダ寺で戒賢に師事した玄奘(げんじよう)が,唐初に帰国して伝えた護法(ダルマパーラ)の《成唯識論(じようゆいしきろん)》の学説に基づき,《解深密経》《瑜伽論》などを所依の経論として,慈恩大師窺基(きき)が開宗した宗派。唯識宗,慈恩宗などともよぶ。法相とは諸法つまり万象が有する本質の相状のことで,識以外の何物も存在しないと説くのがインドで成立した唯識派つまり瑜伽行派であり,窺基は師の玄奘が訳出した《成唯識論》の注釈たる《成唯識論述記》などを著し,法相を五位百法に分類し分析的に説明した。…

※「唯識宗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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