壬生宇太麻呂(読み)みぶの うだまろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「壬生宇太麻呂」の解説

壬生宇太麻呂 みぶの-うだまろ

?-? 奈良時代官吏
天平(てんぴょう)8年(736)遣新羅(しらぎ)使の大判官として渡海。そのときの歌が「万葉集」巻15に5首みえる。翌年帰国し,のち右京亮,但馬守(たじまのかみ)をへて玄蕃頭,外従五位下。名は宇多(陁)麻呂ともかく。
格言など】旅にあれど夜は火ともし居るわれを闇にや妹(いも)が恋ひつつあるらむ(「万葉集」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む