大介(読み)オオスケ

デジタル大辞泉 「大介」の意味・読み・例文・類語

おお‐すけ〔おほ‐〕【大介】

平安中期以後に、かみ権守ごんのかみ・介などが公文書に署名するときなどに用いた自称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大介」の意味・読み・例文・類語

おお‐すけ おほ‥【大介】

〘名〙 平安時代以後の荘園関係の文書等に多くみられる称で、守、権守、介等に相当する。
本朝文粋(1060頃)一三・於尾張国熱田社供養大般若経願文〈大江匡衡〉「国宰正四位下行式部権大輔兼東宮学士大介大江朝臣匡衡」

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