子ども食堂(読み)こどもしょくどう

共同通信ニュース用語解説 「子ども食堂」の解説

子ども食堂

地域のボランティアらが運営し、無料または低額子どもたちに食事を提供する食堂。低所得家庭や、親の帰りが遅く1人で食事をする子どものために始まった取り組みで、高齢者や地域住民らの交流拠点としての役割も強まっている。NPO法人「全国こども食堂支援センター・むすびえ」の昨年の調査によると、全国に5千カ所以上。新型コロナウイルス感染拡大の影響で休止した食堂もあるが、食料弁当配布宅配に切り替えて支援活動を続ける団体もある。

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知恵蔵mini 「子ども食堂」の解説

子ども食堂

地域の大人が子どもに無料または低額で食事を提供する取り組み。2012年に東京都大田区で始まったとされ、その後、社会福祉法人やNPO法人などの組織が全国各地で運営に取り組むようになった。貧困家庭の子どもへの支援に限らず、地域の交流の場としての役割を担っていることも多い。民間団体「こども食堂 安心・安全向上委員会」は18年4月、子ども食堂の数が全国で2,200カ所を超えたとの調査結果を発表した。

(2018-4-5)

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