恥の上塗り(読み)ハジノウワヌリ

デジタル大辞泉 「恥の上塗り」の意味・読み・例文・類語

はじ上塗うわぬ

恥をかいたうえに、また恥をかくこと。恥の恥。

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精選版 日本国語大辞典 「恥の上塗り」の意味・読み・例文・類語

はじ【恥】 の=上塗(うわぬ)り[=上掻(うわか)き]

  1. 恥をかいたうえに、さらに恥をかく。重ねて恥をかく。恥のかき上げ。
    1. [初出の実例]「すごすご帰り給ふのは恥に上ぬりする同前」(出典:浄瑠璃・八百屋お七(1731頃か)上)

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ことわざを知る辞典 「恥の上塗り」の解説

恥の上塗り

恥をかいた上にさらに恥をかく。重ねて恥をかく。

[使用例] いちばん弱虫病身でいくじなしであった自分はこの年まで恥をかきかき生き残って恥の上塗りにこんな随筆をかいているのである[寺田寅彦相撲|1935]

〔異形〕恥の上書き/恥のかき上げ/恥の恥

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