木材飼料(読み)もくざいしりょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「木材飼料」の意味・わかりやすい解説

木材飼料
もくざいしりょう

間伐材などの需要拡大と,飼料の自給率向上を目的として開発が進められている木材の飼料化。反すう動物は,植物中のセルロースを分解・吸収してエネルギー源としているが,木材はセルロースが木質化成分であるリグニンと結合しているため,そのままでは反すう動物でも消化できない。そこで木材中のセルロースとリグニンの結合を切断して動物が消化できるようにしようという構想である。農林省バイオマス変換計画の一環として進められており,牛の飼料試験では好成績を上げている。しかし木材飼料は蛋白質,ミネラルなどが不足しているので,これらを補う必要がある。

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