火打ち箱(読み)ヒウチバコ

デジタル大辞泉 「火打ち箱」の意味・読み・例文・類語

ひうち‐ばこ【火打ち箱】

火打ち道具を入れておく箱。
「―をさがし、やうやうに火をおこして」〈人・梅児誉美・初〉
狭い家をあざけっていう語。
「家貧しくて身代は、薄き紙子の―」〈浄・反魂香

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android