灸をすえる(読み)きゅうをすえる

精選版 日本国語大辞典 「灸をすえる」の意味・読み・例文・類語

きゅう【灸】 を すえる

  1. 灸所に置いてモグサに火をつけて治療をする。
    1. [初出の実例]「取て去(のけむ)と為るに更に不落(おち)ず、灸(きう)を居(すゑ)たるが如くして不離れず」(出典今昔物語集(1120頃か)三)
    2. 「もも引の破をつづり、笠の緒付かえて、三里に灸すゆるより、松嶋の月先心にかかりて」(出典:俳諧・奥の細道(1693‐94頃)旅立)
  2. きびしく戒める。叱る。
    1. [初出の実例]「『もうもう丹さんが世話がやけていけないヨ』『虫でも起って居るだろう。おもいれ灸(キウ)でもすゑておやりな』」(出典:人情本春色辰巳園(1833‐35)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 細道 実例 世話

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む