炯々(読み)けいけい

精選版 日本国語大辞典 「炯々」の意味・読み・例文・類語

けい‐けい【炯炯・烱烱】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙
  2. 目が鋭く光るさま。
    1. [初出の実例]「双眼烱々如点漆、容儀堂々有古質」(出典:南游集(1364頃)和前韻会不聞侍者)
  3. 物がきらきら光りかがやくさま。
    1. [初出の実例]「風佩鏘々、扁鏡炯々」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)三)
    2. [その他の文献]〔潘岳‐秋興賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む