牛飼い童(読み)ウシカイワラワ

デジタル大辞泉 「牛飼い童」の意味・読み・例文・類語

うしかい‐わらわ〔うしかひわらは〕【牛飼い童】

牛を使って牛車ぎっしゃを進ませる者。成人後も童形どうぎょうの姿をした。牛健児うしこでい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「牛飼い童」の意味・読み・例文・類語

うしかい‐わらわうしかひわらは【牛飼童】

  1. 牛飼い童〈年中行事絵巻〉
    牛飼い童〈年中行事絵巻〉
  2. 〘 名詞 〙 牛車(ぎっしゃ)の牛を使い、牛車を進行させる者。垂れ髪で、水干(すいかん)を着用し、むちを手に持ち、童の姿をしている。少年が多いが、三〇歳、四〇歳の者もいた。牛健児(うしこでい・うしこんでい)。うしかい。
    1. [初出の実例]「すこし乗り馴らしたる車のいとつややかなるに、うしかひわらは、なりいとつきづきしうて」(出典:枕草子(10C終)二〇三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む