生産国カルテル(読み)せいさんこくカルテル(その他表記)producer's cartel

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「生産国カルテル」の意味・わかりやすい解説

生産国カルテル
せいさんこくカルテル
producer's cartel

生産国同盟ともいう。原油ボーキサイト,銅などの先進国にとって重要な天然鉱物資源および農産物を生産する諸国が,価格協定,生産調整などを行い,団結してその経済的利益を守るために結成したカルテル。カルテルの種類によっては,参加国は必ずしも発展途上国だけではないが,特に途上国を中心とする資源ナショナリズムの具体的な動きの一つといえる。おもな生産国カルテルには石油輸出国機構 OPEC,アラブ石油輸出国機構,ウラン輸出国機構のほかに銅輸出国政府間協議会,天然ゴム生産国連合,国際ボーキサイト生産国連合,水銀生産国グループ,バナナ輸出国機構,東南アジア木材生産者協会,鉄鉱石輸出国連合,タングステン生産国会議などがある。なお 1973年の石油危機以降,OPECの成功に刺激され次々に生産国カルテルが形成されたが,石油やウランを除き強力なカルテル的行動をとる可能性は現在のところ乏しい。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

〘 名詞 〙 ( 牽牛と織女の別れを悲しむ涙雨の意 ) 陰暦七月七日に降る雨。せいるいう。《 季語・秋 》[初出の実例]「歳時雑記曰、〈略〉七日雨、則曰二洒涙雨一」(出典:俳諧・滑稽雑談(1713)七...

洒涙雨の用語解説を読む