異国情緒(読み)イコクジョウチョ

デジタル大辞泉 「異国情緒」の意味・読み・例文・類語

いこく‐じょうちょ〔‐ジヤウチヨ〕【異国情緒】

《「いこくじょうしょ」の慣用読み》「異国情調」に同じ。「異国情緒を味わう」

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精選版 日本国語大辞典 「異国情緒」の意味・読み・例文・類語

いこく‐じょうちょ‥ジャウチョ【異国情緒】

  1. 〘 名詞 〙いこくじょうちょう(異国情調)
    1. [初出の実例]「あの異境の町の重苦しい生活が、はやくも〝過去〟の中でハイカラな異国情緒の色どりだけになって見えているのだろうか」(出典:月は東に(1970‐71)〈安岡章太郎〉一)

いこく‐じょうしょ‥ジャウショ【異国情緒】

  1. 〘 名詞 〙いこくじょうちょう(異国情調)

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世界大百科事典(旧版)内の異国情緒の言及

【エキゾティシズム】より

…語源はギリシア語のエクソティコスexōtikos(〈異国の,外来の〉の意)で,異国趣味もしくは異国情緒と訳されている。本来は自国に見られない風土や風俗への漠然たる好奇心から始まったものと思われるが,芸術上の趣味,もしくは時代的風潮としては,それぞれ特定の地方への関心が強く情緒化されたものであり,場合によってはこれに,自国の環境から離脱したいとする現実逃避の気分が結びつく。…

※「異国情緒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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