ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「直交関数」の意味・わかりやすい解説
直交関数
ちょっこうかんすう
orthogonal function
であれば,f(x) と g(x) は [a,b] において直交するといい,直交する関数を直交関数という。区間 [a,b] で定義され,微分可能な実関数全体の集合はベクトル空間となる。このベクトル空間を V とし,その2つの元 f ,g の内積を <f,g> と書くことにすれば,簡単に
が導かれ,f(x) ,g(x) が直交関数であることを,<f,g>=0 を満たす V の元 f ,g として定義することもできる。
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