精神論(読み)セイシンロン

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「精神論」の意味・読み・例文・類語

せいしん‐ろん【精神論】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物質的なものよりも精神的なものに重きを置く立場の考えや論。
  3. 俗に、精神を強調しすぎて現実離れする考え方揶揄(やゆ)していう。精神主義。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の精神論の言及

【エルベシウス】より

…学問研究に専念する一方,ボレの住民のために靴下のマニュファクチュアを作った。主著は《精神論》(1758)と《人間論》(1772)である。前者は,国王の印刷許可をえて出版されたが,ジャンセニストとイエズス会士の攻撃にさらされ,国王の顧問会議から発売禁止処分を受けて,エルベシウスは自説の撤回を余儀なくされた。…

※「精神論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む