紅色陰癬(読み)こうしょくいんせん(その他表記)erythrasma

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「紅色陰癬」の意味・わかりやすい解説

紅色陰癬
こうしょくいんせん
erythrasma

男性の陰股部に好発するが,ときに腋窩,趾間,女性の乳房下部などに生じる境界鮮明で扁平な,紅色ないし紅褐色の落屑性病変をいう。普通自覚症状はないが,ときに 瘙痒,灼熱感がある。苔癬化が認められることもある。病変部に皮膚常在菌である棒状のグラム陽性桿菌を多数証明できる。糖尿病,肥満,多汗などのある高齢者に生じやすい。治療には抗生物質や抗真菌外用剤が用いられる。

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