義務教育費国庫負担金(読み)ぎむきょういくひこっこふたんきん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「義務教育費国庫負担金」の意味・わかりやすい解説

義務教育費国庫負担金
ぎむきょういくひこっこふたんきん

義務教育実施のため国が支出する負担金,補助金総称。義務教育である小・中学校の設置,運営は市町村の機能とされているが,経済力や財政力に著しい格差のある市町村に対し,全国的にある程度一定の教育サービスを給付するため,小・中学校教員の給与費,教材費の半額,義務教育教科用図書費の全額国庫負担,また校舎屋内運動場,給食施設などの学校施設,設備のための事業費に対する補助金の交付がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む