言わぬが花(読み)イワヌガハナ

デジタル大辞泉 「言わぬが花」の意味・読み・例文・類語

わぬがはな

口に出して言わないほうが味わいもあり、差し障りもなくてよい。「これから先は言わぬが花だ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「言わぬが花」の解説

言わぬが花

ことばで言わないほうが、かえってよい。はっきり言ってしまうと、身も蓋もない。

[使用例] 作者自儘考案もて、いわぬが花か、読む人が自得さとるも花か[坪内逍遙当世書生気質|1885~86]

[解説] 「○○が花」の形で行動を限定し、それに越したことはないというように、その場での発言を控えるときなどに用いられます。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android