読書百遍意自ずから通ず(読み)どくしょひゃっぺんいおのずからつうず

ことわざを知る辞典 「読書百遍意自ずから通ず」の解説

読書百遍意自ずから通ず

初めはむずかしくてわからない書物も、辛抱して何度も繰り返して読んでいると、おのずと理解できるようになる。

[使用例] 書は一大段を必ず細段に分かちて繰り返す。細断ごとに必ず看読百遍、暗誦百遍、而して更に大段を通じて暗誦二三十遍する(読書分年日程巻一)。朱子の読書百遍意自ら通ずというのは決して形容でない[宮崎市定科挙|1946]

[解説] 「魏志―王粛伝」の注に引く「魏略」の「読書百遍義自ずからあらわる」によることば。

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