鏡を抜く(読み)カガミヲヌク

デジタル大辞泉 「鏡を抜く」の意味・読み・例文・類語

かがみ・く

《「鏡」は酒樽のふた。形が古鏡に似ていることから》祝宴などで、酒樽のふたをつちなどで割り開くこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鏡を抜く」の意味・読み・例文・類語

かがみ【鏡】 を 抜(ぬ)

祝いなどで酒宴のために酒樽の蓋を開く。鏡を割る。
人情本・春色淀の曙(19C中)三「酒樽は鏡(カガミ)を抜(ヌ)き、殽(さかな)は其の日の有合(ありあひ)次第」

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