有合(読み)ありあわせ

精選版 日本国語大辞典 「有合」の意味・読み・例文・類語

あり‐あわせ‥あはせ【有合】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「ありあわせる(有合)」の連用形名詞化 ) 特に準備したのではなく、ちょうどその場にあること。また、そのもの。ありあい。
    1. [初出の実例]「有合(アリアハセ)の金子三百両先(まづ)手付に相わたされ」(出典浮世草子傾城禁短気(1711)一)
    2. 「御迷惑で御座いましたらう。ほんの有合(アリアハ)せで」(出典:行人(1912‐13)〈夏目漱石塵労)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む