精選版 日本国語大辞典 「有合」の意味・読み・例文・類語 あり‐あわせ‥あはせ【有合】 〘 名詞 〙 ( 動詞「ありあわせる(有合)」の連用形の名詞化 ) 特に準備したのではなく、ちょうどその場にあること。また、そのもの。ありあい。[初出の実例]「有合(アリアハセ)の金子三百両先(まづ)手付に相わたされ」(出典:浮世草子・傾城禁短気(1711)一)「御迷惑で御座いましたらう。ほんの有合(アリアハ)せで」(出典:行人(1912‐13)〈夏目漱石〉塵労) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例