高額療養費(読み)こうがくりょうようひ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「高額療養費」の意味・わかりやすい解説

高額療養費
こうがくりょうようひ

健康保険法などに基づき,保険医療機関窓口で支払う医療費を一定額以下にとどめるための,公的医療保険制度における給付の一つ。1ヵ月間に医療機関で要した自己負担額を合算し,限度額をこえた額について,健康保険組合などの保険者によって支給される。なお,1ヵ月間とは同月の 1日から末日までの暦月をいう。限度額は,年齢や所得に応じて定められている。従来は外来診療の場合,窓口での支払い額が月ごとの上限額をこえていてもいったんその金額を支払い,のちに高額療養費の申請を行なっていた。しかし 2012年からは入院診療,外来診療を問わず,事前に交付された認定証を提示することで,月ごとの上限額をこえる金額を窓口で支払う必要はなくなった。

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