鮒屋町(読み)ふなやちよう

日本歴史地名大系 「鮒屋町」の解説

鮒屋町
ふなやちよう

[現在地名]松山市一番いちばん町一―二丁目

松山城下町の東部の町。御宝みたから町に平行してその北を東西に通る町筋と周辺を含む。東は持田もちだ村、西は小唐人ことうじん町、南は御宝町、北は南歩行みなみかち町に接する。元禄年間(一六八八―一七〇四)の記事を載せた「松山町鑑」(伊予史談会蔵)の「惣町数七拾壱町」のなかにこの町名がなく、各種の城下町図にも記されていない点から考えると、江戸時代後期に町が公称されるに至ったのであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 もち 屋敷

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む