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松山市 まつやま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

松山〔市〕
まつやま

愛媛県北部,高縄半島の西側基部と忽那諸島の大半からなる中核市。 1889年市制。以後 1968年までに2町 22村を編入,2005年には北条市,中島町を編入して市域を拡大。重信川右岸に広がる中心市街地の松山は,慶長7 (1602) 年加藤嘉明が築城するとともに方形の城下町として整備。明治4 (1871) 年廃藩置県により愛媛県が成立し,県庁所在地となった。第2次世界大戦前は伝統の伊予絣と農機具が製造されるのみであったが,戦後,伊予灘に臨む吉田浜の旧軍用地に製油所と化学繊維工場が建設されたのを契機に工業化が進展。三津浜港,高浜港,堀江港,北条港の主要港がある。 1972年工業用水不足を解消するため重信川の支流石手川にダムが完成。農業は温州みかん,伊予柑といったミカン栽培が中心。斎灘沿岸部と島嶼部では漁業が行なわれる。道後温泉奥道後温泉,鹿島温泉などの温泉が多く,古くから開発された。正岡子規高浜虚子河東碧梧桐ら俳人の生地としても知られる。国の史跡で重要文化財指定の城郭をもつ松山城跡,同じく国の史跡である来住 (きし) 廃寺跡をはじめ,大宝寺 (本堂は国宝) ,太山寺 (本堂は国宝) ,石手寺 (二王門は国宝) ,伊佐爾波神社,宝厳寺など名高い寺社が多く,市内には四国八十八ヵ所第 46番浄瑠璃寺から第 53番円明寺までの札所がある。北部の腰折山はエヒメアヤメ自生南限地帯として国の天然記念物に指定されている。沿岸部,島嶼部は瀬戸内海国立公園に,東部は奥道後玉川県立自然公園に属する。 JR予讃線,伊予鉄道が走り,国道 11号,33号,56号,196号,317号,437号線が交差し,1997年2月には松山自動車道川西-伊予間が開通,松山インターチェンジが設置されるなど,交通の要地。重信川河口に松山空港がある。面積 429.37km2。人口 51万4865(2015)。

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デジタル大辞泉の解説

まつやま‐し【松山市】

松山

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