鯨偶蹄目(読み)くじらぐうていもく

最新 地学事典 「鯨偶蹄目」の解説

くじらぐうていもく
鯨偶蹄目

学◆Cetartiodactyla

哺乳類の北方真獣類に属する単系統群。分子系統学により,鯨類は偶蹄目の内群に位置づけられた。鯨蹄類とも。初期の鯨類を含め,後肢の距骨が二重滑車構造をもつ。核脚・猪豚・反芻(はんすう)・鯨カバ形の4亜目に分類。前期始新世に南アジアで発生し,北米・ヨーロッパに分布を広げた。前期始新世末までに南アジアで鯨カバ形類,中期始新世末までに東アジアで反芻類,北米で核脚類,そしておそらく南アジアで猪豚類が分化し,各分類群が漸新世に多様化し,分布を広げた。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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