an

プログレッシブ 独和辞典の解説

an, [an ]

1 [前] ((3格・4格支配;位置を示すときは3格を,方向を示すときは4格を支配する;融合形:am(<an dem),ans(<an das),daran, hieran, woran, aneinander))

《メニュー》

1[前]((接触))…に〔くっついて〕;((接近))…のわきに;((先端))…の先〈端〉に;((場所・所属))…で;((あて先))…あてに;((時点・日付))…に;((対象))…に関して;((手がかり))…をたよりに;((原因))…で

2[副](明かりなどを)つけて;((時刻表で))…着

❶ ((空間的))

aa ((英)on) ((〔主に側面への〕接触・接着)) ((3・4格と))【3格と】…に〔くっついて〕

Am Fenster klebt ein Blatt.\窓に木の葉が張りついている

Orden an der Brust tragen\胸に勲章をつけている

j4 am Arm nehmen\…4の腕をつかむ

Rücken an Rücken\背中合わせに

an Bord sein\乗船〈搭乗〉している

【4格と】…へ〔くっつけて〕:den Tisch [dicht] ans Fenster rücken\机を窓際に〔ぴったり〕押しつける

den Ball an die Mauer werfen\ボールを壁に投げつける

sich4 an ein Geländer lehnen\手すりによりかかる

j3 den Ring an den Finger stecken\…3の指に指輪をはめる

den Hund an die Kette legen\犬を鎖につなぐ

an Bord gehen\乗船〈搭乗〉する.

ab ((近接・接近)) ((3・4格と)) 【3格と】…のわき〈そば〉に

am Tisch sitzen\机に向かって〔座って〕いる

an der Kasse 〈am Schalter〉 warten\レジ〈窓口〉で〔順番を〕待つ

Köln liegt am Rhein.\ケルンはライン河畔にある

an der See 〈der Grenze〉 wohnen\海〈国境〉沿いに住む

am Rande des Weges\道端に

Tür an Tür wohnen\隣り合って住む

【4格と】…の近く〈そば〉へ:den Stuhl an den Tisch stellen\いすを机の所に置く

an die See 〈die Grenze〉 fahren\海辺〈国境〉へ行く.

ac ((先端・末端)) ((3・4格と)) 【3格と】…の先〈端〉に

an der Spitze des Zuges\行列の先頭に

die Kneipe an der Ecke\角の飲み屋

【4格と】…の先〈端〉へ:an die Spitze der Firma treten\会社のトップに立つ

das Glas bis an den Rand füllen\コップにぎりぎりまで〔液体を〕入れる.

ad ((より一般的な位置・場所・箇所)) ((3格と)) …で

an dieser Stelle\ここで

am Tatort\犯行現場で

am Bahnhof 〈Krankenhaus〉\駅〈病院〉で

am Himmel\空に

am Arbeitsplatz\職場で

Er ist krank an der Leber.\彼は肝臓が悪い.

ae ((研究・教育・医療機関などへの所属)) ((3・4格と)) 【3格と】…で

Professor an der philosophischen Fakultät\文学部の教授

Er studiert an der Universität Leipzig.\彼はライプツィヒ大学の学生だ

【4格と】…へ:j4 an eine andere Schule versetzen\…4を他校へ転校させる

an die Staatsoper gehen\国立オペラ劇場に迎えられる.

af ((郵便のあて先,依頼・質問の相手)) ((4格と)) …あてに,…に対して

ein Brief 〈ein Paket〉 an j4\…4あての手紙〈小包〉

sich4 an j4 wenden\…4を頼る

Ich hätte eine Bitte 〈eine Frage〉 an Sie.\あなたにお願い〈質問〉があるのですが.

[注意] 「位置・方向」を表す前置詞の使い分け:⇒in2

❷ ((英)at) ((時点・日付・順番)) ((3格と)) …に

am Morgen 〈Vormittag・Nachmittag・Abend〉\朝〈午前・午後・晩〉に

am Sonntag\日曜日に

Berlin, am 11. 10. (=am elften zehnten) 2002\(手紙の日付で)2002年10月11日ベルリンにて

an meinem Geburtstag\私の誕生日に

am Anfang 〈Ende〉\始め〈終わり〉に

an Ostern 〈Pfingsten・Weihnachten〉\((南部)) 復活祭〈聖霊降臨祭・クリスマス〉に.

[注意] 「時点」を表す前置詞の使い分け:⇒um1② [注意]

❸ ((関連・対象)) ((3格と))

aa ((所有・欠乏・増減などを示す語と)) …に関して,…の点で

Mangel 〈Überfluss〉 an Konsumgütern\消費財の不足〈過剰〉

Das Land ist reich 〈arm〉 an Bodenschätzen.\その国は地下資源が豊富だ〈乏しい〉

an Ansehen gewinnen 〈verlieren〉\人望を得る〈失う〉

Er ist noch jung an Jahren.\彼は年がまだ若い.

ab ((内容)) …に関して

An dem Buch ist nicht viel.\((話)) この本はだめだ

Es ist nichts an der Geschichte.\((話)) その話はうそっぱちだ

Das Schönste an der Sache ist, dass ...\このことの最もすばらしい点は…だ.

❹ ((道具・認識の手がかり)) ((3格と)) …をたよりに,…が手がかりとなって

an Krücken gehen\松葉づえをついて歩く

am Computer arbeiten\コンピュータの前にすわって〈コンピュータを使って〉仕事をする

et4 an einem Beispiel erklären\…4を例を用いて説明する

Ich habe ihn an der Stimme erkannt.\声で彼だということが分かった.

❺ ((苦しみ・病気・失敗などの原因)) ((3格と)) …で

an Zwangsvorstellungen leiden\強迫観念に苦しむ

an Krebs sterben\癌(がん)で死ぬ

die Schuld am Unfall tragen\事故の責任を負う.

❻ ((従事・着手)) ((3・4格と)) …〔の一部〕にとりかかって

an einem Pulli stricken\セーターを編んでいる

an seiner Dissertation schreiben\博士論文を執筆中である

Der Hund nagt an einem Knochen.\犬が骨をかじっている

【4格と】…に着手して:an die Arbeit gehen\仕事にとりかかる.

❼ ((状態・動作の進行中を表して)) ((3格と)) …している,…しようとしている

Er ist noch am Leben.\彼はまだ生きている

Die Suppe ist am Kochen.\スープが煮えたっている.

❽ ((形容詞・副詞の最上級とam ..stenの形で)) ((3格と)) 最も〈いちばん〉 …

Der Wald ist im Frühling am schönsten.\森は春がいちばんきれいだ

Er singt am schlechtesten.\彼がいちばん歌が下手だ.

❾ ((関心・関与・想念などの対象)) ((3・4格と)) …に対して〈対する〉

【3格と】Interesse 〈Kritik〉 an j-et3\…3に対する興味〈批判〉

an einem Ausflug teil|nehmen\遠足に参加する

an j3 zweifeln\…3を疑う

【4格と】an j-et4 denken\…4のことを考える

sich4 an j-et4 erinnern\…4を思い出す.

2 [副]

❶ ((英)on) ((話))(⇔aus)((特に命令文で))(火・明かりなどを)つけて;(機械のスイッチを)入れて

Licht 〈Radio〉 an!\明かり〈ラジオ〉をつけて下さい

Motor an!\エンジン始動.

❷ (⇔ab)(列車時刻表などで)…着

München an 1530\ミュンヒェン着15時30分.

❸ ((話)) ((an|haben, an|ziehenなどの代用として))〔衣服〕をつけて,着て

Schnell den Mantel an!\急いでコートを着なさい

ohne etwas an\素っ裸で.

❹ ((話)) ((an die+数量)) 約…〔近く〕

Das Buch kostet an die 80 Euro.\その本は80ユーロぐらいする

eine Gruppe von an die 100 Fachleuten\専門家約100人のグループ.

ab und an\⇒ab

am Ersten\⇒erst

am Letzten\⇒letzt

am meisten\⇒meist1

an et3 entlang gehen\…3に沿って行く〈歩く〉.

an [und für] sich\それ自体;本来,そもそも

An und für sich habe ich nichts dagegen.\そもそも私にはそれについて異論はない.

an j-et3 vorbei|gehen 〈vorüber|gehen〉\…3のそばを通り過ぎる.

es ist an j3 ((+zu不定詞句))\((雅))(…)するのが…3の責務〈番〉である.

Es ist an dem.\((話)) それは本当だ.

von et3 ab 〈an〉\⇒von

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ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(独和の部)の解説

an

[ン]

[前] ⸨3・4格支配⸩

❶ ⸨空間的⸩ ([英] on) ⸨3・4格⸩ …で〈へ〉, …に〔くっついて,くっつけて〕; …のわき〈そば〉に〈へ〉

~ der Ecke warten|角で待つ.

~ der Wand hängen|壁に掛かっている.

den Hund ~ die Kette legen|犬を鎖につなぐ.

am Rhein liegen|ライン河畔にある.

den Tisch ans Fenster stellen|机を窓際へ寄せる.

❷ ([英] at) ⸨時間的⸩ ⸨3格⸩ …に

am Morgen〈Abend〉|朝〈晩〉に.

am Sonntag|日曜日に.

❸ ⸨3格⸩ ⸨関連⸩ …に関して, …の点で; ⸨手段・手がかり⸩ …をたよりに, …を手がかりとして; ⸨原因⸩ …で; ⸨状態・動作の進行⸩ …している, …しようとしている

ein ~ Bodenschätzen reiches Land|地下資源が豊富な国.

das Schönste ~ der Sache|そのことの最もすばらしい点.

Es ist nichts ~ der Geschichte.|⸨話⸩ その話はうそっぱちだ.

j4 ~ der Stimme erkennen|(人が)声でわかる

~ Lungenkrebs sterben|肺がんで死ぬ.

Es liegt nur ~ ihm.|彼が悪いのだ.

noch am Leben sein|まだ生存している.

❹ ⸨3・4格⸩ ⸨従事・関与⸩ …にとりかかって; ⸨関心・行為の対象⸩ …に対する〈対して〉; ⸨4格⸩ …あてに, …に対して

~ der Arbeit sein|仕事中である.

ein Brief ~ meinen Vater|父あての手紙.

❺ ⸨形容詞・副詞の最上級とam ..stenの形で⸩ 最も〈いちばん〉…

Er rennt am schnellsten.|彼が一番足が速い.

[副]

❶ ([英] on)(明かりなどが)ついて; (機械の)スイッチが入って

Das Fernsehen ist ~.|テレビがついている.

Bitte das Licht ~!|明かりをつけて.

❷ (列車時刻表などで)…着

München ~: 1730|ミュンヒェン着17時30分.

❸ ⸨話⸩ ⸨anhaben, anziehenなどの代用として⸩ 〔衣服〕をつけて, 着て

ohne etwas ~|何も着ないで,裸で.

Nur rasch die Jacke ~!|さっさと上着を着なさい.

❹ ⸨話⸩ ⸨an [die]+数量⸩ 約…〔近く〕

Das kostet ~ die 50 Mark.|それは50マルクくらいする.

ab und

時折, ときどき.

et3 entlang gehen

…に沿って行く〈歩く〉.

sein

(明かり・ガスが)ついている. ⇒II 1

~ [und für] sich

それ自体; 本来, そもそも.

j-et3 vorbei|gehenvorüber|gehen

…のそばを通り過ぎる.

es istj3 ⸨+zu 不定詞句⸩

⸨雅⸩ (…するのが人の)責務〈番〉である.

Es istdem.

⸨話⸩ それは本当だ.

von et3

…から.

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