とっさの日本語便利帳 「『更級日記』」の解説 『更級日記』 菅原孝標女(たかすえのむすめ)作。康平二(一〇五九)年頃成立。東国で生まれ育った少女が『源氏物語』に憧れて上洛の旅に出るところから、物語世界を夢想した若き日々を後悔し、仏道に傾斜していく晩年までを、回想的にたどった自伝。 出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報