オクターブ・チューニング[octave tuning](読み)オクターブチューニング

音楽用語ダス の解説

オクターブ・チューニング[octave tuning]

エレクトリックギター/ベースなどで弦の長さを調整し、全体音程チューニングする方法のこと。オクターブ・チューニングが合っていればロー・ポジションで弾いたときとハイ・ポジションで弾いたときにお互いの音程は合っているが、オクターブ・チューニングが狂っているとロー・ポジションではチューニングが合っているが、ハイ・ポジションになるとチューニングが合っていないということが起きる。調整をするには、各弦の12フレットのハーモニクス音と12フレットの実音を比べ、同音になるようにブリッジの駒を前後させて合わせる。実音がハーモニクス音より高ければ後方(ヘッド方向)に動かす。チューニング・メーターを使用し、慎重に行わなければならない。

出典 (株)ヤマハミュージックメディア音楽用語ダスについて 情報

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