カンガレイ(寒枯藺)(読み)カンガレイ(英語表記)Scirpus preslii

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カンガレイ(寒枯藺)」の意味・わかりやすい解説

カンガレイ(寒枯藺)
カンガレイ
Scirpus preslii

カヤツリグサ科多年草。池,沼,川などの浅い水中に生える。茎は基部に鞘があり,断面は三角形で高さ約 1m,ひげ状の根がある。夏の終りに,茎の頂にとがった葉状包葉を生じ,そこに数個の柄のない小穂が束生した褐色花穂をつける。和名は「冬に枯れるイ」という意味であるが,イグサ科ではない。

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