ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イグサ科」の意味・わかりやすい解説
イグサ科
イグサか
Juncaceae
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単子葉植物。多年草、ごくまれに一年草または低木。葉は互生し、根際につくか茎の下部に集まる。花は小形、両性まれに単性で雌雄異株につき放射相称。花被片(かひへん)は乾質の鱗片(りんぺん)状、内外それぞれ3枚、まれに2枚ずつ、ときに内花被が発達せず1輪となる。雄しべは3または6本、まれに2本。雌しべは3心皮性、子房は上位で3室または1室、室の背面で裂ける蒴果(さくか)を結ぶ。花には蜜腺(みつせん)がなく、風媒花。花被片の性質や化学成分などから、イネ科(APG分類:イネ科)やカヤツリグサ科(APG分類:カヤツリグサ科)に近縁と考えられている。
北半球の温帯から寒帯に2属約300種、南半球に6属10種ほどがある。日本にはイグサ属とスズメノヤリ属の2属三十数種が自生する。
[清水建美 2019年7月19日]
APG分類でもイグサ科とされる。
[編集部 2019年7月19日]
…イとも呼び,茎を畳表や花むしろの材料とするために栽培もするイグサ科の多年草(イラスト)。茎の髄を灯心として利用したところからトウシンソウの名もある。…
※「イグサ科」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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