タマンマユラ(読み)タマンマユラ(英語表記)Taman Mayura

世界の観光地名がわかる事典 「タマンマユラ」の解説

タマンマユラ【タマンマユラ】
Taman Mayura

インドネシアバリ島東側のロンボク島にある、かつての王族の離宮跡。同島のスラパラン空港から車で約25~35分ほどのチャクラヌガラ地区にある。バリ島の8王国の一つ、ヒンドゥー王朝のカランガスム王国のチャクラヌガラ王により、タマンナルマダに続き、1744年に建設された。人工池に浮かぶヒンドゥー文化とイスラム文化が融合した独特の様式宮殿で、「水の宮殿」とも呼ばれている。この宮殿の向かいにはメル寺院(ヒンドゥー寺院)がある。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android