トランシルバニア・アルプス[山脈](読み)トランシルバニアアルプス

百科事典マイペディア の解説

トランシルバニア・アルプス[山脈]【トランシルバニアアルプス】

ルーマニア中部東西に走る山脈。カルパティア山脈の南部にあたる。南カルパティア山脈ともいう。延長約300km,北はトランシルバニア盆地,南にワラキア平原が広がる。標高1500〜2000mで,最高峰は中部のネゴイウ山(2535m)。中央付近のオルト川河谷に鉄道,道路が通ずる。
→関連項目トランシルバニアブラショブルーマニアワラキア

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世界大百科事典(旧版)内のトランシルバニア・アルプス[山脈]の言及

【カルパチ[山脈]】より

…この区域のカルパチ山脈はその外側に丘陵状のスブカルパチ山脈を伴っている。そして北西~南東方向に走る東カルパチ山脈,大きく湾曲して東西に走る南カルパチ山脈(トランシルバニア・アルプス),その西端でほぼ南北に走る西カルパチ山脈の三つに分けられる。三つの山脈に囲まれて中央にトランシルバニア盆地がある。…

※「トランシルバニア・アルプス[山脈]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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