コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

トランシルバニア トランシルバニア Transylvania

翻訳|Transylvania

7件 の用語解説(トランシルバニアの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トランシルバニア
トランシルバニア
Transylvania

1775年アメリカノースカロライナ植民地の R.ヘンダーソンらが設立しようとした植民地。 74年彼はトランシルバニア会社を結成,なんの権限も有しないにもかかわらずチェロキーインディアンから現在のケンタッキーテネシーにまたがる広大な土地を購入して移住者を送り込み,トランシルバニア植民地の設立をはかったが,イギリス本国からも認められず,大陸会議も反対し実現できなかった。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

トランシルバニア
トランシルバニア
Transylvania

ルーマニアの国土の約3分の1にあたる北西部,および中央地方の総称で歴史的地名。ルーマニア語アルデアル Ardealハンガリー語エルデーイ Erdélyドイツ語ジーベンビュルゲン Siebenbürgen。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

トランシルバニア(Transylvania)

ルーマニア北西部の地方。トランシルバニア‐アルプス山脈カルパチア山脈とに囲まれた台地部。11世紀にハンガリー領となり、第一次大戦までオーストリア‐ハンガリー帝国の一部。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

トランシルバニア

ルーマニア中部の地域。〈森の彼方の国〉という意味で,ドイツ名はジーベンビュルゲン(七つのブルク)。北および東をカルパティア山脈,南をトランシルバニア・アルプスに囲まれた盆地で,天然ガス,石炭,金,銅,鉄などの鉱産物に恵まれ,鉄鋼,機械,化学,繊維,木材加工などの工業が行われる
→関連項目シギショアラトゥルグ・ムレシュトランシルバニア地方の要塞教会群のある村ルーマニア

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

トランシルバニア【Transilvania】

ルーマニアの中央北部の地方名。英語ではTransylvaniaとつづる。トランシルバニアは〈森の彼方の国〉という意味で,12世紀のラテン語文献にTerra Ultrasilvanaの形で初めて現れる。これはマジャール人(ハンガリー人)がハンガリー南部の平原から西カルパチ山脈以遠の地をさして呼んだことばであった。ハンガリー語ではエルデーイErdélyと呼ばれるが,これも同じ意味をもち,ルーマニア人もそれに由来するアルデアルArdealという名称をトランシルバニアと併用している。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

トランシルバニア【Transylvania】

ルーマニアの中央部を東西に走る新期褶曲しゆうきよく山脈。北はカルパート山脈に連なる。長さ370キロメートル。最高峰はモルドベアヌ山(海抜2543メートル)。別名、南カルパート山脈。
ルーマニアの北西部地方。南はトランシルバニア山脈に、東はカルパート山脈に接する台地。石炭・鉄・マンガンなどの資源が豊富。吸血鬼伝説で知られる。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トランシルバニア
とらんしるばにあ
Transylvania

ルーマニアの中央部から北西部を占める地域。歴史的には東カルパティア、南カルパティア、西カルパティア(アプセニ山脈)の各山脈に囲まれた中央の台地部をさす。広義には、西カルパティア山脈の外縁に広がるバナート地方、クリシャナ地方、マラムレシュ地方を含む。「トランシルバニア」は英語名で、ルーマニア語名アルデアルArdeal、ハンガリー語名エルデーイErdly、ドイツ語名ジーベンビュルゲンSiebenbrgen。面積10万2000平方キロメートル、総人口約759万(1997。面積、人口とも広義の範囲)。ルーマニア人のほかに、100万以上のハンガリー人が居住している。気候は大陸性であるが、年間を通じて大西洋や地中海の影響を受ける。地形的には、北部のソメシュ高原とトランシルバニア平原、中央部のトゥルナベ丘陵、西部のセカシェ高原、南部のフルティバチウ高原に分かれる。これらの縁辺部にビストリツァ、ブラショフ、シビウ、ファガラシュなどの盆地群が連なる。西カルパティア山脈の西側に広がる平原はハンガリーのプスタ平原に続く。北部ではソメシュ川の、南部ではムレシュ川の谷が交通路となり、南のルーマニア平原とは、南カルパティア山脈を深く刻むオルト川渓谷やプラホバ渓谷を通じて結ばれている。小麦、ブドウを生産し、ブタや牛の飼育も盛んである。天然ガス産出地帯でもある。おもな都市にクルージュ、ブラショフ、オラーデア、アラド、シビウなどがある。[佐々田誠之助]

歴史

古代ローマ時代にはその属州ダキアの一部であった。ルーマニアの歴史学では、ローマの支配と文化を受け入れたダキア人が、その後も一貫してこの地方に居住したとされる。だがハンガリーの歴史学では、3世紀にゴート人に圧迫されてローマがその領域を縮小した際に、ダキア人は殺されるか、いっしょに南方へ去ったとされ、トランシルバニアへは9世紀にハンガリー人が先住者として定着したとする。1540年にハンガリー人の支配する公国となり、16世紀末にワラキア公国に、17世紀初頭にはトルコに支配されたが、1699年にハプスブルク帝国の領土に帰した。1867年にオーストリア・ハンガリー二重王国が成立するとハンガリー領に編入されたが、第一次世界大戦で二重王国が崩壊し、1918年12月に同地のルーマニア人がアルバ・ユーリアの大集会でルーマニアとの合併を決議した。第一次大戦後のパリ講和会議もそれを承認した。1940年8月のウィーン裁定により北部がハンガリーに与えられたが、第二次大戦末期にルーマニアが奪還した。さらに47年のパリ条約により、ルーマニアの領有権が認められた。両国のトランシルバニア領有権をめぐる最終決着は96年9月の善隣友好条約の締結で、国境不可侵とハンガリー人の少数民族としての権利の保証と引き換えに、ルーマニア領であることが認められた。[木戸 蓊]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のトランシルバニアの言及

【ルーマニア】より

…他の主要都市はコンスタンツァクラヨバプロイエシュティブラショブシビウアルバ・ユリアなど。
【自然】
国土の中心にトランシルバニア盆地があり,東カルパティア,南カルパティア(トランシルバニア・アルプス),西カルパティア(ビホールBihor山地またはアプセニApuseni山地)の各山脈がこれを取り囲んでいる。カルパティア(カルパチ)山脈のまわりにはスブカルパティア山地,モルドバ丘陵,ルーマニア平原,西部平原などが広がる。…

※「トランシルバニア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

トランシルバニアの関連キーワードブカレストブラショブルーマニアルーマニア語ビストリツァルーマニア地震ルーマニア狂詩曲ルーマニアン・シープドッグバナトブラジュ

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

トランシルバニアの関連情報