ニューダイヤモンド(英語表記)new diamond

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニューダイヤモンド」の意味・わかりやすい解説

ニューダイヤモンド
new diamond

ダイヤモンド硬度が高く,研削材として多く使われてきたが,最近は電子的・光学的性質を生かした機能材料としても注目されており,ニューダイヤモンドと称されている。プラズマ化学蒸着法などの手法を用いてダイヤモンドを合成することが可能となり,廉価で量産化が可能となったことも大きな要因である。ニューダイヤモンドは次世代技術を支える半導体材料としての応用が重視され,紫外線レーザー素子,半導体基盤,高出力マイクロ波素子など多分野での利用が図られている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android