精選版 日本国語大辞典 「ダイヤモンド」の意味・読み・例文・類語
ダイヤモンド
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金剛石ともいう.炭素の同素体の一つ.多少湾曲した面をもつ八面体の結晶として産出する.黒鉛からの合成は困難視されていたが,1954年,アメリカGE社で,Mn,Fe,Coなどの金属を触媒として高温,高圧(2000 ℃,10万atm)下での合成に成功した.工業用ダイヤモンドは炭素含有気体の熱分解によって得られる.1個の炭素原子の周囲を,4個の炭素原子が正四面体型に取り囲んで共有結合で結合している立方晶系ダイヤモンド構造の巨大分子.無色.ときには着色したものもある.ダイヤモンド光沢をもち,屈折率も高い.2.4173.研磨すると入射光が内面で全反射を起こし輝きが増すので,宝石として用いられる.硬さは現在知られている物質中では最高(モース硬度10,新モース硬度15).密度3.513 g cm-3.紫外線により強い蛍光を発するものもある.きわめて安定で,空気中では酸素トーチで加熱しても800 ℃ 以上でなければ燃焼しない.普通は電気の絶縁体(比抵抗 1013 Ω cm)であるが,p型半導体の特性を示すものもある.宝石として使用される以外に,研磨剤,ガラス切り,ボーリング用錐(きり),カッターなどの切削工具,特殊精密機械用ベアリング,針金製造用ダイスなどに用いられる.人工ダイヤモンドすべてと,天然ダイヤモンドの大半は工業用に使用される.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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…原子が共有結合によって非常に多数結合した分子。ダイヤモンドは炭素原子から成る巨大分子の代表で,1カラット(0.2g)のダイヤモンドは1021個の炭素原子が規則正しく結合してできた物質である。黒鉛C,水晶(二酸化ケイ素SiO2),炭化ケイ素SiC,窒化ホウ素BNもその構成原子が共有結合した巨大分子である。…
…一般に著しい蛇紋石化作用を受けている。ダイヤモンドの唯一の源岩(含有量は1000万分の1以下)であって,安定大陸地域にのみ,まれに小さな貫入岩体として産出する。マグマのうちでは最も深いところ(150~250km)で生成され,上部マントルと地殻を通過する時速は30~60kmと見積もられている。…
…〈堅固なるもの〉という意味であるが,普通には〈金剛石〉(ダイヤモンド)または〈金剛杵(こんごうしよ)〉を指す。サンスクリットのバジュラvajraの訳。…
…ナイジェリアの軍事介入はアフリカ統一機構に認められ,10月,ギニアのコナクリで近隣諸国外相による協議が開かれ,カバーの大統領復帰,RUFのサンコーの国政参加について合意がなされた。
[経済]
国の経済は,ダイヤモンド,ボーキサイト,鉄鉱石,金紅石(チタンの重要な原料鉱で,埋蔵量は世界最大)の採掘,カカオ,コーヒー,ヤシの栽培に依存しており,世界市場の不況ならびに農業生産(とくに食糧生産)の停滞に悩まされている。1人当りGNPは160ドル(1994)と推定され,1980‐91年に1人当りGNPは年1.6%低下している。…
…天然に産出する鉱物と同一の成分,構造,組織を,化学的・物理的手法で達成したものをいい,構造,組織が天然鉱物と同一で,成分,組成を異にする無機固体,あるいはさらに広く一般の無機固体も含める場合がある。合成鉱物synthetic mineralはほぼ同義に用いられるが,溶融再結晶化であるルビーやダイヤモンド製作は,厳密にいえば合成ではない。 鉱物,特に宝石,貴石の人工鉱物化はかなり古くから試みられたが,実質的に開始されたのは近代化学の勃興と軌を一にし19世紀からである。…
…周期表元素記号=C 原子番号=6原子量=12.011地殻中の存在度=200ppm(16位)安定核種存在比 12C=98.892%,13C=1.108%融点=3550℃(無定形),3550℃以上(ダイヤモンド,黒鉛)沸点=4827℃比重=1.8~2.1(無定形),3.15~3.53(ダイヤモンド),1.9~2.3(黒鉛)電子配置=[He]2s22p2 おもな酸化数=II,IV周期表第IVB族に属する炭素族元素の一つ。非金属元素としては硫黄とともに最も古く紀元前から知られている元素の一つである。…
※「ダイヤモンド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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冬期3カ月の平均気温が平年と比べて高い時が暖冬、低い時が寒冬。暖冬時には、日本付近は南海上の亜熱帯高気圧に覆われて、シベリア高気圧の張り出しが弱い。上層では偏西風が東西流型となり、寒気の南下が阻止され...
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